2016年4月3日日曜日

最近の若い人

桜咲く季節となりました。いよいよ学生にとっても新学期が始まります。
そこで、最近聞いた話ですが、ある学校の先生が、生徒に「君は将来何になりたいのか」と質問したところ、その生徒は大リーグの野球選手と答えたそうです。
それなら何故野球部とかに入らないのか、聞いたところ
「僕はやれば出来る人間だから、いつでも出来るから」と答えたそうです。
学校の成績が悪く、親から「あなたは本当に頭が悪いわね。誰の血をついだのかしら・・・」なんて言われてしまうと、自信を無くし、落込んで、場合によっては登校拒否に繋がったりしてしまうので、「たまたま試験の問題が悪かったのよ、あなたは、やれば出来るんだから」と慰めてしまうことが、このような若者の考え方を招いているのではないでしょうか。
実際に、この子が野球をやっても成功しないでしょうが、その時に現実を知るのではなく、あれは道具が悪いとか、教え方が悪いと、なんでも言い訳につなげてしまうそうです。この人達が世の中の中心世代になったら、恐ろしいと感じます。教育の現場や、家庭での子育ての大切さを改めて感じています。