2013年10月28日月曜日

宅建試験とお酉様

今年も10月20日に宅地建物取引主任者の試験がありました。知り合いが何人か受けましたが例年になく難しかったとのことです。業界的には宅地建物取引主任者の資格を宅建士(仮称)に引き上げようとする動きがあります。高額な不動産の取引をする資格ですので、社会的な地位はもう少し高くても良いと思います。
宅地建物取引業とは、不動産の賃貸売買交換及びその媒介をすることを云います。そして、国土交通大臣又は、都道府県知事の免許を取得する条件として専任の宅地建物取引主任者を置くことが義務となっています。だから、宅建の資格があるから宅地建物取引業を営業出来るわけではありません。意外と誤解されている人が多くいます。
業を行えると、たとえば5000円/1ヶ月の駐車場を媒介すると最大5000円+消費税の収入が考えられ、又、3000万円の建売住宅の媒介では、最大192万円+消費税の収入が考えられます。
このよう不景気な時代でも大きな収入になる可能性があります。
だから大勢の方が資格試験に挑戦していますが、現実にお金を稼ぐのは大変です。資格を取っても食べていけない人は少なくありませんので要注意です。
特に売買では、不動産の知識や情報の他に、お客様や不動産そのものとの【縁】がないとなかなか契約になりません。その縁を取り持ってくれることを願って、当社では毎年お酉様へ拝みに行ってます。
11月3日・15日・27日はお酉様です。寒くなる前に行こうかと思っています。
今年は寒暖の差が急激で、体調を壊しやすいので健康と商売繁盛を祈願しに行ってこようと思います。